完璧主義はストレスだらけ!上手に手抜きすることを覚えよう
がんばっているのに仕事が終わらない…
気がついたら、もうこんな時間だ、とハッとすることはありませんか?
家に帰っても、シャワーを浴びて寝るだけの日々。
そんな生活だと、あなたらしく生きることは難しいです。
仕事は人生の全てではありません。
仕事に振り回されていると感じている人は、もしかしたら理想が高い「完璧主義」タイプなのかもしれません。
「私の都合も考えずに、どんどん仕事を振ってくるから、こなしきれない」と思っている人は、このパターンです。
なんでも完璧にこなそうとしない
1日は24時間しかありません。
また、仕事の時間は8時間程度が基本です。
残業をしてしまうと、1日の余白はどんどん削られていきますね。
では、どうすれば仕事を効率的にこなすことができるのでしょうか。
それは、完璧にこなそうとしないことです。
では、具体的にはどのように行動すればいいのでしょうか…
優先順位をつけてみる
まずは自分の仕事を整理しましょう。
時間は限られていますし、自分は1人しかいません。
急いでやるべきことは何でしょうか?
期日が迫っているものを、順にリストアップしてみましょう。
リストアップには、キングジムの電子接着ボードがあると大変便利です。
使用イメージはこんな感じ。
付箋やメモ容姿が静電気でくっつくので、ペタペタ貼っていきます。
優先順位が高いものは、左側。
後からでもいい仕事は右側、というようにルールを決めると、一目で見てわかるので、便利だと思います。
期日を伸ばせないか相談してみる
最優先の仕事が明確になりました。
しかし、どうしても終わりそうにない…
そんなときは、期日を伸ばせないものか、相談してみるのがいいです。
仕事を振る側の気持ちになればわかるのですが、大抵の上司は、最初から余裕を持った期日を提示しています。
なぜなら、仕上がった物を精査する時間も必要ですし、修正する余白を用意しておくものだからです。
なので、本当にどうしようもなくなったら一度相談してみましょう。
2、3日であれば、何とかなるケースは多いです。
もちろん、頻繁に期日を伸ばすのはダメでしょうが、いつも一生懸命がんばっているあなたの頼みごとなら「よほど大変なんだな」と、理解してもらえるのではないでしょうか。
「甘え上手は仕事上手」という言葉もあるように、うまく弱みを見せることも、仕事を円滑にこなすために重要なことなのです。
周りの人に手伝ってもらう
大抵の仕事はチームプレイです。
あなただけが、全てを背負いこむ必要なんて、どこにもありません。
きっと「悪いけど、これを代わりにやってくれないか」と、頼みごとをされた経験があるでしょう?
どうしようも無くなったら、周りの人に仕事を手伝ってもらいましょう。
もちろん、頼む仕事は選びます。
自分でないとできない仕事なんて、ほとんどありませんが、できれば楽な案件を回しておきたいものです。
楽な案件でもタスクを削られてしまうので、緊急性の高い仕事の妨げになりますから。
あと、手伝ってもらったら、しっかりお礼も忘れずに!!
完璧を目指すより、まず終わらせる
100パーセントのクオリティで仕上げることを考えると、期日が迫ってきて焦ってしまいます。
焦ると当然、クオリティも下がるし見た目にもカッコ悪いです。
まず、期日内に終わらせるために、70パーセントの出来でもいいから完成させてしまいましょう。
100パーセント納得するために資料とにらめっこしていても、時間がもったいないですよ。
結局、その内容を判断するのは、上司なのですから早い段階で意見をもらってしまいましょう。
上司に報告して、修正が必要な箇所があれば、指示が出るはずです。
そこに重点を置いて加筆修正すれば、クオリティも維持できますし何より作業効率が段違いです。
それに、70パーセントでいいと思えば、心理的にも余裕が生まれます。
SNSで有名なあのフェイスブック社にも、社内の壁に「完璧を目指すよりまず終わらせろ」という言葉が書かれているという有名な話があります。
それくらい、まず終わらせる!という考えは重要なのですね。
完璧主義から、完了主義へ
完璧主義の人は、手抜きが苦手です。
手抜きといっても、表現を変えれば、完了することを最優先に効率的に取捨選択するということです。
何も、負い目を感じることはありませんよね。
最優先のことからできる限りがんばって、それで1日が終わったら、あとは仕事のことは忘れましょう。
そして、自分をねぎらいましょう!!
あとは「明日は明日の風が吹く」なのです😄